長めの話を置いています
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右目の行方
 いつもながらの味わい深い古本屋で、「それ」以外は特に変わりはなかった。最初は強盗かと思ったのだが、レジを荒らされた形跡はなく、だから次に痴情のもつれってやつかなと考えた。しかし、生前の彼女から「痴情のもつれ」を連想するのは何だか難しかった。基本的にのどかな性格で、ぽやっとした顔つきのカズミさん。今はレジの奥でパイプ椅子に座ったままぴくりとも動かない。首にコンセントの延長コードを巻いていた。巻かれていた。細い首がキュッと絞まりそこだけさらに細くなっており、皮膚が捩れて縫い目のような皺が刻まれていた。軽く口を開け、赤い舌がそこから覗いて、何だか妙にエロっちい。右目の上に白い眼帯が乗り、やぼったい眼鏡が重なっている。眼鏡は少しずれている。なかなかマニア受けしそうなフォルムだった。
 カズミさんは右目の取り外しができる。外した目のほうでちゃんと見ることもできるらしい。人に預けて目だけの旅行を楽しんだりするような少し変わった人で、だからたとえ殺されても私はさほど心配していなかった。
「カズミさん?」
 呼び掛けてしばらく待ったが返事はなかった。また眠っているのかなと思う。仕事中なのに。仕方なく私はレジの中に入り、壁に立て掛けてあったパイプ椅子を持ってきて、カズミさんの隣に座った。適当な感じでレジの横に積んであった売り物の一冊を引き寄せる。小林泰三だったのでちょうど良い気がした。
 ホラー小説ってのは何故こうも長いのだろう。三十ページほど読んだところで、もう一度「カズミさん?」と呼び掛けた。今度は「ううん」と眠そうな声が返ってきた。やっぱり眠っていたみたいだ。
「カズミさん、生きてる?」
「んー、寝てた」
 そこは「死んでる」と答えるところだろうが!と思ったが、でもそういうところこそがカズミさんらしくもあった。
 苦笑しながら小林泰三を元の本の山に返すと、途端、山がぐらりと揺れた。無造作に積み上げられていた本が滑り雪崩になり――かけたところで私は慌てて山を支えた。「おいおい」と突っ込みながら立ち上がり、山の麓を見やると、分厚い新潮文庫がハードカバーとノベルスの間に挟まっていた。どうやら元より絶妙なバランスで積み上げられていたらしい。カズミさんの得意そうなことだった。私も家ではよくやってしまうのだが、古本屋でこうなるのは果たしてどうなのか。
「ちょっ、カズミさん」
 一応あんた店長だろうと山の製作者に目を向けるが、そのカズミさんはエロい顔をしたままでまったく動こうとしていない。
「んー、なに?」
 のん気な返事についムカついてしまう。赤い舌がずっと見えていることにも余計な怒りがこみ上げてくる。喋っていたときもその舌はまったく動いておらず、口もマヌケな感じに開いたままだった。私は両手で本の山を支えている。片手でも空いていたら「この口か! この口がゆうたんか!」とカズミさんのほっぺたを掴んで引っ張っているのだが、しかし今はそんなことをしている場合じゃなくて、
「崩れそうなんだって」
「……うん?」
 疑問形にちょっと殺意を覚えた。
「あ、あのね、支えとくから下の文庫のやつ抜いて。崩れるから」
「えっ? ……えーと、無理」
 あっさりとカズミさん。いや、何を言っているんですかカズミさん? 一応ここの店長なんでしょうカズミさん?
「なんでよ?」
 ムッとしながら私は聞く。カズミさんは相変わらずエロいままで微動だにせず、
「ほらあれ、……死後硬直?」
 だからなんで疑問形なの? ああ、でも死後硬直か。
「じゃあしょうがない、かな」
 ふぅっと息がもれる。
「うん、ごめんね」
「いや、謝ることじゃないんだけど。えっと……、ほんとに死んでたんだ」
「う、うん。見てわかると思うけど」
 いやいや、カズミさんに限っては見た目じゃわかんないから。と言うか死体は普通喋んないから。
 とりあえず両手と胸と腹と、あと膝なんかを駆使して崩れかけた本の山は自力で直した。絶妙なバランスに戻してから、三つに分けてレジに並べる。挟まっていた新潮文庫は真保裕一だった。そういえば推理小説も分厚いよなぁと表紙を眺める。とても寒そうなカバー絵だった。
 ついでに三つの山をハードカバー、ノベルス、文庫と大体で仕分けていく。何をやっているんだろうと思わなくもなかったが、流れでついついやってしまった。
 お金にならないひと仕事を終えたあと、私はまたパイプ椅子に腰を下ろした。
「ありがとー、おつかれさまー」
 カズミさんは陽気な声でお礼を言ってくれたが、その顔はやっぱりエロくて、まったくどうしたもんだろうと思う。ここは古本屋で一応ながら商売をしているはずだ。カズミさんのフォルムはお客をかなり驚かせてしまうんじゃないだろうか(まあ常連ならこういうのには慣れているだろうけど)。人ごとながら私はそんな心配をした。
 時間を確認すると三時半。寂れた店とはいえ、日が沈むころには冷やかしのお客くらい来るだろう。私はパイプ椅子を引き摺るようにしてカズミさんに近づき手を伸ばし、そのずれた眼鏡を直した。多少はマシかと思ったが、軽く開いたままの口がマヌケで、そこから覗いている舌がエロいままではどうしようもない気がした。
「ねえ、カズミさんは死んだままなの?」
「うん、たぶん」
 たぶんて。
「店、閉めとこうか?」
 とりあえず建設的な意見を提示してみる。
「うん……、でも閉めてたら心配されそうだし」
「えと、カズミさんの死体があるほうが心配されると思うけどね」
 苦笑混じりに私は言った。
「うーん……」
 そう言ったきりカズミさんは「うーん、うーん」と悩んでしまった。おやつの選択を迫られて心底困っている子供みたいな声だった。しかしそれでもカズミさんの顔はマヌケでエロくて動かないままで、私は笑っていいんだかどうなんだかよくわからない気分に陥ってしまう。視線を移し、レジに積んだノベルスの背表紙を眺める。知らない名前がいくつも並んでいた。タイトルから判断するに、やはりミステリー系統の本が多いようだった。何故カズミさんは殺されたのか? 誰にカズミさんは殺されたのか? そんなことを頭の中で呟いてみるが、どうも私はそういうのにはあまり興味がないようだった。
「あのね……」
 しばらくしてから、おずおずと、のようにカズミさんは言った。表情がわからないから声色だけでの判断になる。
「バラバラ殺人事件って」
「やだよ!」
 瞬間叫ぶ。気にせずにカズミさんは、
「運びやすいからバラバラにするんだって」
「やだって!」
 再度私は叫んだ。
「えー」
 えー、じゃねえよ。
「そういう血生臭いのは苦手だってば」
 カズミさんをバラバラにする自分を想像して、たちまちにぞっとした。
「だって――」
 すねたような声。顔はエロい。
「死体があったほうが心配されるって」
「それとこれとは」
「……大人はウソつきだ」
 思わず「大人はウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです」と応えかけ、慌てて口をつぐんだ。いや、どう突っ込んだらいいのかわからないよカズミさん。
 ぶつぶつ言うカズミさんを放っておいて、私は立ち上がりレジを出て、入り口のほうにいった。安っぽいクローズドの札を出し、扉を閉め、鍵をかけてカーテンを引く。隙間から光がもれるかもしれないが、これで一応誰も入ってこないだろう。戻ってくるとき、漫画の棚から何となく寄生獣の四巻と五巻を引っ張り出す。どうも私はそんな気分だったらしい。寄生獣は他には八巻だけがあった。
 漫画二冊をレジに置くと、カズミさんはぽそり、「五百円」と呟いた。さっきと同じすねたような声だったが、ちゃんと値札どおり言うところが微笑ましく感じたりもする。私は素直に財布を出し、五百円玉をレジテーブルにパチッと置いた。それからレジの中に入って、またカズミさんの隣に腰掛ける。
「閉めちゃったー」
 カズミさんは少しばかり……、わりとけっこう子供だった。
「うん」
 私はただ頷く。
「勝手にー」
「うん」
「いいって言ってないのにー」
「うん」
「バラバラ殺人事件」
「やだ」
 またぶつぶつ言い出したカズミさんを尻目に、私は寄生獣のページを捲る。ミギーは可愛い。シンイチはすごくいい。すぐに話にのめり込む。濃いざらざらとした緊張感。血生臭いのに悲しい。好き。
 ふと何かを思いつき、私は寄生獣から顔を上げ、天井辺りの虚空を見つめた。その思いつきを吟味し、どうだろうとひとりごちる。アリかナシかで言ったらナシなんだろうけど、カズミさんならアリかもしれない。言ってみても損はなさそうだった。
「ねえねえ」
「えっ、何?」
 すねていたはずなのに、呼び掛けるとカズミさんはどこか嬉しそうな声で応えた。カズミさんのそういう種類の子供っぽさはわりと可愛いらしく思う。
「カズミさん、右目ずっと誰かに預けてたよね?」
 けっこう前からカズミさんは眼帯をしている。どこかで右目を落とし、誰かに拾われてそのままになっていたはずだ。ペットのようにして飼われているのだと、いつだったかカズミさん本人から聞いたことがある。
「うん、今、昼寝してる」
 もうそろそろ夕方だけどね。いや、それはともかく、
「ねえ、その右目で何とかならない?」
「何とか?」
 小首を傾げるカズミさんを想像するが、実際に今隣にいるのは舌を出したままでエロいカズミさんだった。
「そう。その右目から体とか作れないかなぁ」
 私は妖怪人間ベムのおどろおどろしいオープニングを思い浮かべながら言った。
 カズミさんは「うーん」と戸惑ったような声を上げたが、
「ん、やってみる」
 すぐに前向きに応え、それから集中するためにか黙り込んだ。
 私はその間、寄生獣を弄んだ。パラパラと捲ってみるが、何となく気もそぞろになってしまい、ただカズミさんの横顔を眺めた。いつの間にかまた眼鏡がずれていてサイズが合ってないんじゃないかとか、右手だから「ミギー」で右目もミギーだけどまあちょっと変えるとして「ミメー」とか呼べばいいのかな、などと、まったくもってどうでもいいことを考えて時間を潰した。
 時計の秒針が二回りほどした頃に、
「うん、何とかいけそう」
 ようやくカズミさんはそう告げた。
 私は「おお!」と思わず拍手していた。拍手するようなことかどうかわからないけれど。カズミさんは「ふふん」と気取ったような、照れたような声をもらした。しかし表情はエロいままで、やはりどうにも違和感があったりしたが、
「ええと、実況しようか?」
 カズミさんは調子に乗ってそんなことを言う。
「何を?」
「白い目玉に付着したほの赤い肉のような物体が蠢き増殖し――」
「何だかグロそうなのでやめてください」
「えー」
 えー、じゃねえよ、だから。カズミさんの声はやたらと残念そうだった。
「で、どのくらいでカズミさんは範馬刃牙のように復活するの?」
 私はグッと伸びをして、それから椅子の背もたれに身体を預けた。バキをあまりよく知らないカズミさんは多少戸惑いながらも、「三十分くらいかなぁ」と答えた。カップラーメン風味なことを想像したのだが、そこまではお手軽じゃないようだった。
「三十分か……」
 呟きながら私は立ち上がりレジを出て、漫画の棚に向かった。寄生獣の八巻を半分だけ抜き出して、少し迷ってからまた納める。七巻があればなぁと思う。顎に手を添え、「うーん」と悩んだ。暇なときにでも読みたいと思っていた漫画があったはずなのに、タイトルも作者も、どんな内容だったかも思い出せない。でもまあ、けっこうありがちなことなので、鼻歌ひとつでやり過ごし、漫画の棚を端から端まで視姦する。本は身悶えなどしない。恥ずかしがって両手で顔を隠す擬人化された本を思い浮かべながら、背表紙を順に眺めていった。
 下のわかりにくいところに「すげこまくん」があった。永野のりこだった。瞬間、「おお」と声を上げてしまうほどの懐かしさに襲われ、思わず手に取っていた。表紙を撫でる。すげこまくんの愛しさは、私の理性を溶かしてしまう。二巻から五巻と、八巻があった。また八巻だった。カズミさんは八巻が好きなのか、或いは天丼が好きなのだろう。
 すげこまくんの二巻と三巻と、それから、なごみたい気分にもなっていたので、ささだあすかを一冊持って、またカズミさんの隣に戻った。
 カズミさんは何も言わなかった。子供のようにぶつぶつと文句を言ったりしなかったし、本代の請求もしてこなかった。「カズミさん?」と呼び掛けても返事はなかった。集中している、と言うよりかは、カズミさんの意識はもう「右目」のほうにいってしまったのだろう。今、隣にいるカズミさんは、本当にただの死体になってしまったようだ。
「……うーん」
 軽い感慨のようなものを覚えながらも、私はすげこまくんの二巻を開いた。決して真っ当ではないはずの漫画が、ひどく愛しい。これはたぶん、永野のりこが愛しいのだ。永野のりこを知らなかったら、私はもっと真っ当な性格だったかもしれないと、ページを繰りながらそんな都合の良いことも考えた。でもそれはありえなかっただろうし、真っ当じゃないのはとても素敵なことだとときどき心底思ったりしていたから、「ケセラセラ」とひとり呟いて、あとはすげこまくんの中に流れることにした。
 二巻を読み終えて顔を上げ、時計を見ると、二十分ほど経っていた。
「カズミさん?」
 呼び掛けたが、もちろん返事はなかった。あと十分ほどすれば、ここにカズミさんはやってくるだろう。いや、移動もあるから二、三十分ほどだろうか。それでもカズミさんの形をしたものが隣にいて、もう返事をしてくれないことに、妙な寂しさを感じてしまう。
「カズミさん……。おやすみ」
 言ってしまってから、それも変だよなぁと軽く自分を笑った。
 三巻を読み終えて、ささだあすかを読みながらまったりニヤニヤしているところで、何かを叩く音が聞こえてきた。次いで、「ただいまー」とのん気なカズミさんの声。入り口の鍵を閉めていたことを思い出し、私は仕方なく本を閉じて立ち上がった。時計を見るとあれからさらに二十分ほど経っている。予想通りの時間だったが、あと十分か十五分遅く――ささだあすかを読み終えた頃に来てほしかったと、少し勝手なことを思いながらも入り口のほうに向かった。
 カーテンを開けると、ドアのガラスの向こうにカズミさんの顔があった。少しの違和感があって、カズミさんが眼鏡を掛けていない事に気づいた。考えたら当たり前のことに少し驚く。「メガネは体の一部ですー」と、昔のテレビCMが頭をよぎっていく。
 それともうひとつ、左目の瞼が下りていた。たぶんその下に「目」はないのだろうと何故だか確信的に思う。振り向いてレジを見る。そこにいるエロいカズミさんには右目がない。「目」には神秘的なイメージがあり、私はそれで何の根拠もなく勝手に納得した。
 カズミさんは基本的にぽやっとしているのだけれど、実は少し吊り目で、眼鏡を掛けていないときの顔はやっぱりきつい感じになってしまっていた。あのやぼったい眼鏡がないと、どうもカズミさんらしくない気がした。
 ドアを開ける。カズミさんは私を見てあらためてにっこりと笑い、「ただいま」ともう一度言った。私は「おかえり」と微笑んで、店の中へと促す。立場が逆転しているなぁと一瞬思ったが、カズミさんに一度だってこんなふうに迎え入れられたことはないことに気づき、口元で笑った。
 カズミさんはスキップするように中に入ると、棚の前で立ち止まり、すぅっと息を吸い込んだ。それから、ふふっと鼻を鳴らすように笑う。古本屋には独特のにおいがあって、たぶんそれを堪能しているのだろう。そんなカズミさんの後姿を見ているうちに、私も特に意識していなかったはずのにおいを感じる。懐かしいような、どこか安心するような……。
 ふと、無意識に私はカズミさんに手を伸ばしていた。指先がカズミさんの首に触れる。
「んんっ」
 カズミさんはびっくりしたような、少し色っぽい感じの吐息をもらした。「もうっ」と振り返って私を見たカズミさんは止まって、すぐに困ったような感じに笑い、小首を傾げた。眼鏡を掛けてないカズミさんは大人っぽく見える。今、私はどんな顔をしているんだろう? 思いながら、両手でカズミさんの首を触る。自然に私の目はレジのほうに向いていた。レジの奥にもカズミさんがいる。あそこにいるカズミさんの首には、コードが巻かれている。今は冬で、多少暖房は効いているけれど、あのカズミさんはたぶん冷たくて、固いだろう。触れているカズミさんの首筋は、私よりも少し体温は低いけれど温かくて、私よりも少しばかり柔らかくて、そんな、その程度のことに、不思議なくらいほっとした。
「大丈夫だよ?」
 安心させるようにカズミさんは言った。
「うん」
 頷いて、私は手を下ろした。首の横を滑る私の指に、カズミさんはまた「んっ」と色っぽい息をもらした。私は微笑んで、ひとつ深呼吸する。さほど心配していないつもりだったのだが、思ったよりもショックを受けていたらしい。照れくさくなって私がそっぽを向くと、カズミさんは少し意地悪そうに笑った。
「何よ?」
 キレ気味に私が言うと、カズミさんは「んー、何でもー」とからかうような口調で応えた。少しばかり悔しくて、私は店番をしていたときの苦労をでっち上げて言い募ろうとしたのだが、その前に「そうだ」とカズミさんは何かを思いついたらしく、近くの本棚に駆け寄り、しゃがみ込んだ。
「これでやっと一緒にできるねー」
 本棚の下の引き出しを開けながら、やけに明るい声でカズミさんは言った。
「何が?」
 私は近寄って、カズミさんの背中越しにその中を覗き込んだ。そこには大抵、どこの本屋でも本の在庫が入っているはずだ。
「バラバラ殺人事件ー」
 カズミさんはドラえもん風に言って、バールのようなもの取り出した。
「…………」
 絶句する私にカズミさんはそのバールのようなものを差し出してくる。呆然としていたから、私もつい受け取ってしまった。カズミさんはまた引き出しに向き直ると、今度は釘バットを取り出した。バールのようなものが私のエモノで、釘バットがカズミさんのエモノらしい。引き出しの中にはもうひとつ、「巨大ハリセン」というそれはそれは恐ろしいエモノが眠っていた。
「えーとねえ……」
 突っ込みどころが多すぎて軽く途方に暮れてしまった。でもとりあえず私は引き出しの巨大ハリセンを掴むと、それでカズミさんの頭を力一杯叩いておいた。ズバン!となかなか素敵な音がした。
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